打検検査
(Tappingtest) |
海外からの輸入食品缶詰めが年々増加、消費者に対し安全な供給供給をするために、各製品の検品が要求されています。
当社では缶詰めはもちろん、ビン詰製品などの不良品を摘出を図るため打検検査に最善の体制を整え、輸出入品の品質管理に取り組んでいます。
機械による検査でも不良品を発見できますが、打検士により不良を発見した場合
経験から不良の原因まで推測でき即座に製造元に報告することで
リアルタイムで製品製造に反映できるということが機械には代えがたい優れた点とといえます。 |
打検のしくみ |
打検棒を使用し、缶詰めを軽くたたくことで発生する”音”と手に感じる”振動”目でみる”外観”から良否をみわけ真空度の低い缶、巻締め不良、詰め過ぎ、軽量、凹みなどの不良品を選別します。 |
打検の歴史 |
昭和初期以降、高度経済成長に伴い輸出缶詰めが増加しました、その際義務付けられたのが、打検による検品です。
打検検査は輸出、輸入品ともに行われ缶詰めの品質管理に大いに貢献しました。
缶詰の品質向上により打検検査の義務化が解除され打検士の公的資格も平成9年廃止されました。しかしその検品技術は現在でも信頼性の高いものとして多くの缶詰製造者様、販売者様に利用されつづけています。
当社では打検検査を請け負った経験を生かし消費者の方に安全な商品とお届けするため現在でも打検士の育成、技術の向上に努めています。 |