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[解説]
原因はトリコモナス(Trichomonas vaginalis)という一種の寄生虫。
虫体は洋梨状で大きさは平均18.57μ(10〜40μ)の大きさ。3から5本の波動膜と鞭毛によって活発に運動しているので、顕微鏡下での診断は容易。
女性の主な感染部位は膣であるが、バルトリン腺・子宮頸管・尿路などもある。
男性では尿道・膀胱・前立腺や精路などから検出される。
[症状]
女性は膣炎を発症し特有の悪臭を伴う黄色泡状分泌物を出す。尿道炎との合併で排尿痛がみられる場合もある。
ただ、症状がはっきりと出るのは25%程度といわれており。感染のキャリアも多いといわれている。
男性は気付かないことも多く、まれに尿道炎を発症する場合がある。
[治療]
感染が確定すれば抗トリコモナス剤の投与が必要。方法として内服剤による全身投与法と膣錠や軟膏による局所療法がある。
抗トリコモナス剤にはフラジールなど(Metronidazole)ファシジン(Tinidazole)トリコマイシン(Trichomycin)が上げられる。
最も多く使用されるフラジールなどの副作用は、嘔気、食欲不振などの消化器症状を示すこともある。
他の性感染症と同様、カップル間の性交渉があれば両者共に検査治療が必要。 |