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[解説]
原因はhuman papillomavirus(HPV)ヒトパピローマウイルスだが種類がたいへん多く確認されている。
陰部から陰部への感染がほとんどで、潜伏期が長く通常で2-3ヶ月で症状が出る。
妊婦がヒトパピローマウイルスに感染すると少数例であるが母子感染をきたすこともある。(1%以下)
ほとんど良性だが、近年子宮頸ガン、陰唇がんなどの関連性がいわれている。
性感染症であるために大部分は性活動が盛んな生殖年齢に多くみられる。しかし、最近では初交年齢の低下に伴い10代後半の女性にも認められるようになった。
[症状]
男性は陰茎、亀頭部、冠状溝、包皮、陰嚢、女性は大・小陰唇、膣前庭、膣、にいぼが発生、また、男女とも肛門周囲、肛門、尿道口にも好発する。
かゆみや性交時の痛みなども感じることがある。
大きさは様々で次第に数が増え、男性はカリフラワー状になる。(乳頭状、鶏冠状の淡紅色または褐色調の隆起性腫瘍)
[治療]
診断はほとんどの場合には臨床診断、場合によってはウイルス学的検討(PCR法・核酸増幅法など)が必要な場合もある。
腫瘍の大きさが5mm以上の大きなものや、小さくても多発している場合には外科的切除(いぼを手術により切除したり、焼き切ったり液体窒素により凍結させたり)する。
抗がん剤の入った軟膏(5-FU軟膏やブレオマイシン)を塗布する場合もある。
一見、完治したように見える皮膚や粘膜にもウイルスが潜伏している場合もあるので根気強い治療が必要である。
完治させないと約8割は再発してしまう。 |