お茶あれこれ〜お茶のQ&A [10]
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お茶の保存方法

Q30. 常温でのよい保存方法を教えて下さい。

Q31. お茶を冷蔵庫や冷凍庫で保存してもよいのですか?また、冷蔵
    庫に保存しているお茶を少しずつ出して使う場合、出した時に
    なにか悪い影響がありますか?

Q32. 真空パックと窒素充填済みのパックの特長や賞味期間、缶入り
    や真空パック入りなど包装方法別にお茶の正しい保存方法を教
    えて下さい。

Q33. お茶の生産が終わった後、出荷まで何ヶ月もどのように保管し
    ているのでしょう。

 


Q30.常温でのよい保存方法を教えて下さい。

A.お茶の品質劣化は、温度、湿度、酸素、光が関係します。
  まず、酸素による劣化(酸化)を防ぐために気密性の高い容器(茶缶
  など)を使用します。容器はガスコンロや暖房器具がら遠ざけ、涼し
  いところに置きましょう。吸湿材を入れておくこともおすすめします。
  半透明のキャップが付いている缶は上下を逆さまにして、少しでも光
  を当てないようにする工夫も必要です。
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Q31.お茶を冷蔵庫や冷凍庫で保存してもよいのですか?また、冷蔵
   庫に保存しているお茶を少しずつ出して使う場合、出した時に
   なにか悪い影響がありますか?

A.冷蔵庫に保存すれば、品質劣化の速度は遅くなります。ただし、他の
  食品の移り香が心配なので、茶缶のふたの隙間をビニールテープで巻
  き、それをビニール袋で密閉するなどの処置をおすすめします。特に
  気を付けねばならないのは、お茶を使うたびに使わないお茶まで冷蔵
  庫から取り出すことです。一瞬だけなら問題ないでしょうが、冬、暖
  かい部屋の窓ガラスに付く結露と同じ現象がお茶に起こります。すな
  わち、お茶が吸湿するということです。
  お茶屋さんの冷蔵倉庫からお茶を取り出す場合も、予冷室と呼ばれる
  部屋にいったん放置し、徐々に外気温に慣らせます。したがって、冷
  蔵庫から取り出すお茶の量は、数日間使用する分だけにしましょう。
  そのためにも、まとまった量のお茶を買ったら、小分けしてしまって
  おくことが大事です。
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Q32.真空パックと窒素充填済みのパックの特長や賞味期間、缶入
   りや真空パック入りなど包装方法別にお茶の正しい保存方法
   を教えて下さい。

A.真空パックは袋の中の空気をできる限り少なくした包装です。密閉さ
  れた小さなボックスにお茶の入った茶袋を入れ、空気を真空ポンプで
  抜き、袋をシールする場合と、エージレスなどと呼ばれる脱酸素材の
  入った小袋を入れシールし、袋の中の酸素を徐々に少なくする方法が
  あります。後者は酸素を少なくしただけで他の気体は残りますが、酸
  素が少なくなることで、袋の見た目は真空パックと同じようになりま
  す。缶では真空パックはありません。袋のように内側につぶれること
  は缶の変形を招くからです。
  窒素充填パックは真空パックと同じ方法で空気を抜き、代わりに窒素
  を入れて大気圧まで戻した後、袋ならばシール、缶ならば裏蓋を巻き
  締めたものです。窒素中では気体による茶の品質劣化はほとんど起こ
  りません。
  それらの特殊包装でも冷蔵庫に保管するのが一番です。常温、冷蔵の
  どちらでも通常の包装よりも飛躍的に賞味期間は延長されます。賞味
  期間は常温で通常は3ヶ月程度ですが、窒素充填缶の賞味期間は1年
  間くらいになります。
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Q33.お茶の生産が終わった後、出荷まで何ヶ月もどのように保管し
   ているのでしょう。

A.お茶の問屋では、農家から買い取った荒茶のまま5℃位に温度調整さ
  れた冷蔵倉庫に保管され、小売店から注文がある毎に必要量を取り出
  し、仕上げ、火入れをして消費地に出荷します。消費地の小売店にお
  いても店頭に置く分以外は冷蔵倉庫に保管します。
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