千貫門

雲見地区は景勝地に恵まれ、美しい自然景観のあふれた地域ですが、とりわけこの千貫門はその偉容を誇り、雲見の南海上にひときわ高くそそり立っています。千貫門は自然岩の洞門で、その高さは約30m。岩の中央部に高さ約15m、幅10mほどのトンネルが関いていて、遊覧船(堂ケ島〜松崎港〜雲見〜波勝崎)や観光船(波勝崎めぐり)がくぐり抜けていきます。この巨岩は「海の鳥居」とも言われていて、古くから浅間神社の門に見立てて「浅間門」と称していましたが、周辺の景勝とともに「見る価値が千貫文にも値する」という意昧からこの千貫門という名が付けられるようになり、住民や観光客に親しまれています。

千貫門