重文岩科学校

明治13年完成の岩科学校は、なまこ壁を生かした社寺風建築様式と、バルコニーなど洋風を取り入れた造りで、伊豆地区最古、全国でも3番目に古い学校建築物として知られています。正面玄関に掲げられている「岩科学校」の扁額は、当時の太政大臣三条実美の書です。また、その上の龍は入江長八の作ですが、他に2階日本間の欄間に施された「千羽鶴」は必見です。鶴は一羽一羽すべて形を変えて描かれていて、まるで壁面から抜け出て飛翔するかのようです。毎年4月第4日曜日には「岩科重文まつり」が行われ、この日岩科学校は無料開放されます。

■開館時間 午前9時〜午後5時(年中無休)
■入館料  大人300円 小人150円
■電話番号 0558-42-2675

館内