萬昌寺本堂の全景
萬昌寺の本堂全景

山号・寺号 大綱山 萬昌寺(たいこうさん ばんしょうじ)
所在地 小山町大御神862(字ソウリ)
宗 派 臨済宗 建長寺派
開 基 開山 学応和尚
本 尊 釈迦三尊
仏 像 無量寿仏(精律師作)、釈迦牟尼仏、文殊菩薩、普賢菩薩、十一面観音(松久宗淋師作)
寺 宝 伝法衣、開山和尚荘厳念珠一連、仏涅槃之図等
寺 歴
(寺伝による)
古文書古記録等により寛永17年(1640)学応和尚開創、永谷山萬昌寺と称う。宝永4年(1707)富士の噴火により廃亡。
享保13年(1728)関叟和尚中興、建長寺を本寺として大綱山萬昌寺と改む。
昭和45年10月梵鐘鋳造、鐘楼新築。

(註)
建長寺の記録(1660頃の資料)により宝永噴火以前から建長寺の末寺であったことが確認できる。
年中行事 3月11日大般若祈祷会。8月4日施餓鬼会
本山・本寺等 本山 鎌倉建長寺
梵 鐘 昭和45年10月鋳造
寺に関係ある
伝説
宝永の噴火に関連した伝説
由緒ある
石碑・墓碑等
六世朝州碩海和尚碑、地蔵菩薩石像等
札所・詠歌 萬代にみどり昌ゆる寺の松仰ぎて己が心とやせむ

萬昌寺の鐘楼
鐘楼


中興開山 関叟和尚 手植の記念の松の遠望(中央)
(開山松という)


【本尊仏について】−大綱山萬昌寺誌より
 本堂に安置されている本尊仏は、釈迦三尊の金泥の木像である。何れの年代の制作であるかは不明である。大正12年関東大震災で、その台座等破損し、その後これを修復した際に台座等の内部をみたが記載されたものはなく、新しい史的のものを発見できなかった。またその本尊釈迦三尊仏の前に安置してある石造について伝承されていることがらを述べよう。
 この石像は釈迦像であるか、阿弥陀像であるか不明であるが、これが宝永降砂以前の萬昌寺の本尊であったという。それで釈迦三尊の前に安置して毎日礼拝しているのであると、先住貫宗和尚より聞き伝えている。委しい由来は不明である。釈迦三尊は本堂再建の時に安置されたと推測するが、これも史的の価値を認める資料がない。