八幡宮・八幡神 八幡神を祭神とする神社の総称。やわたのかみ。八幡宮の祭神。応神天皇を主座とし、弓矢の神として尊崇されて来た。宇佐八幡、石清水八幡、鎌倉八幡が根本社。
譽田別命=応神天皇
(ほむだわけのみこと)
第15代の天皇。名は譽田別。仲哀天皇の第四皇子。母は神功皇后。在位中阿直岐・王仁が百済から来日、漢学を伝え、また、縫工・織工・鍛工・船匠などが百済,新羅から来日、中国人も帰化、養蚕・紡績の術を伝授。
浅間神社 富士山信仰から起こったもので、もと浅間大明神・浅間大菩薩・富士権現などといわれたが今は木花開耶姫命を祭神とする。根本社は富士宮にある元官幣大社。
木花之開耶姫
(このはなのさくやひめ)
大山祗神(おおやまつみのかみ)の女。天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妃。火闌降命(ほすせりのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・火明命(ほあかりのみこと)の母。
天照大神・天照大御神
(あまてらすおおみかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の母。高天原の主神。皇室の祖神。大日?(めむろ)貴日の神と仰がれ、伊勢の皇大神宮(内宮)に祀り、皇室並びに国民崇敬の中心とされた。
神明社
(しんめいしゃ)
神明とは祭神としての天照大神の特称。神明社は、中世以降、伊勢神宮の神霊を奉祀した神社。神戸・御厨・御園等古の新宮領には必ず分祀してある。
天神社
(てんじんしゃ)
菅原道真の神号。道真を火雷天神とする信仰が起り、後に京都に北野神社が創建された。
菅原道真
(すがわらみちざね)
平安前期の学者・政治家。是善の子。宇多天皇に仕えて信任を受け、894年遣唐使に任ぜられたが、その廃止を建議。醍醐天皇の時右大臣となったが、901年藤原時平の讒言により太宰権師(だざいごんのそち)に左遷され配所に没。書をよくし、三聖の一。詩文は「菅家文草」「菅家後集」に所収。その霊を北野に祭り、文道の神として異例の尊崇を受ける。菅公。菅丞相(かんしょうじょう)。菅家(845−903)
日吉神社
(ひえじんじゃ)
(1)滋賀県大津市坂本本町(比叡山東麓)にある元官幣大社。東本宮に大山咋神(おおやまくいのかみ)西本宮に大己貴神(おおむなちのかみ)を祀る。古来、山王・山王権現または山王二十一社と称し、朝廷の尊崇が厚かった。例祭は4月14日で日吉祭・山王祭と呼び著名。日吉山王。ひよし。今は日吉大社と称。→日吉神道・山王。
(2)(日枝と書く)東京都千代田区永田町にある元官幣大社。主神は大山咋神、相殿に国常立神・足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)・伊弉冉神を合祀。大田道灌が近江の日吉社を江戸城に勧請したのに始まる。例祭は6月15日で、古来山王祭・御用祭・天下祭と呼ばれ、神田祭とともに江戸の二大祭り。山王権現。山王社。
大山咋神
(おおやまくいのかみ)
大年神の子。一名、山未之大主神。大津市の日吉神社の祭神。
武甕槌命・建御雷命
(たけみかずちのみこと)
天尾羽依命(あめのおはばりのみこと)の子。武勇の神として尊崇される。経津主命(ふつぬし)と共に天照大神の命を受けて、出雲国に下り大国主命を説いて国土を奉還させた。常陸国の鹿島神社はこの神を祭る。
大国主命・大己貴神
(おおくにぬしのみこと)
(おおむなちのかみ)
神代の出雲国の主神。素戔鳴尊の子とも六世の孫ともいう。少彦名神と協力して天下を経営し、禁厭(まじない)・医薬などの道を教え、国土を天孫瓊瓊杵尊に譲って杵築の地に隠退。今出雲大社に祀る。大己貴神。国魂神。八千才神。
瓊瓊杵尊
(ににぎのもこと)
天照大神の孫。天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命によってこの国を統治するため、高天原から日向国の高千穂の峰に降り、大山祗神女、木花之開耶姫を娶り、火闌降命(ほすせりのみこと)・火明命(ほあかりのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。天津彦彦瓊瓊杵尊(あまつひこひこ)
国常立神
(くにのとこたちのみこと)
日本書紀開巻第一にある天地開闢と共に現れた神。神代七代の第一代の神。国土形成の神で、高天原における天御中主神に対して考えられた神。国底立尊(くにのそこたちのみこと)とも称。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)、と三神を熊野神社の祭神として祀る所がある。
猿田彦
(さるたひこ)
国つ津の一。瓊瓊杵尊降臨の際、天の八衢(やちまた)にいて邪眼を以って神々を恐れさせたが、天鈿女命(あめのうずめのみこと)に制せられ、天孫の先頭に立ち、後、伊勢国五十鈴川上に鎮座したという。容貌魁偉で鼻長七咫(あた)、身長七尺余と伝える。日本書紀には、これを俳優または衢(道股(ちまた)の意)の神とした。中世に至り、庚申の日にこの神を祀り、また、道祖神と結びつけた。
級長津彦神
(しなつひこのかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。配偶神である級長津姫神(しなつひめのかみ)と共に風をつかさどる神。級長戸辺神(しなとべのかみ)。竜田神。竜田風神。
大山祗神
(おおやまつみのかみ)
伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)二尊の子。山をつかさどる神。
素戔鳴尊・須佐之男命
(すさのおのみこと)
伊弉諾尊・伊弉冉尊の子。天照大神の弟。凶暴で、天の岩屋戸の変を起し根の国に流され、出雲国で八岐大蛇(やまたのおろち)を斬って天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を得、天照大神に献じた。また新羅に渡って、船材を持ち帰り、植林の道を教えたという。
牛頭天皇
(ごずてんのう)
〔仏〕もとインドの祇園精舎の守護神。除疫神として、京都祇園社(八坂神社)などに祭る。
宇迦之御魂 倉稲魂・稲魂
(うかのみたま) (うがのみたま)
食物、殊に稲をつかさどる神。稲荷の神。「うかたま」とも、また穀物霊の神名は他に保食命(うけもちののかみ)、大気都比売神(おおげつひめ)、登由宇気神(とゆうけ)(豊受大神)など。
雷神
(らいじん)
雷電を起す神。鬼のような姿をして虎の皮の褌をまとい、太鼓を輪形に連ねて負い、手に桴(ばち)を持つ。光の神。
天忍穂耳尊
(あめのおしほみみのみこと)
瓊瓊杵尊の父神。素戔鳴尊が天照大神と誓約の際、大神の八坂瓊の五百箇御統(いおつみすまる)を請い、噛んで吹き棄てた気から生まれた神で、中つ国平定に偉勲があったとする。正哉吾勝速日(あかつかちはやび)天忍穂耳尊。
火産霊神・火結神
(ほむすびのかみ)
火の神。かぐつちのかみ。火之迦具土命(ほのかぐつち)。秋葉神社の祭神。愛宕神社の祭神とする所もある。
伊弉諾尊・伊邪那岐命
(いざなぎのみこと)
天神の命を受けて、伊弉冉尊(いざなみのみこと)と共に初めてわが国土を経営し、諸神を生んで山海・草木を分掌したという男神。天照大神・素戔鳴尊の父神。いざなきのみこと。
伊弉冉尊・伊邪那美命
(いざなみのみこと)
伊弉諾尊の配偶女神。伊弉諾尊。
金山彦命・金山昆古
(かなやまひこ)
金山姫と共に金山神、鉱石採掘、剣鏡を作り鋤鍬を鍛える。
罔象女命・水速女命・弥都波能売命
(みずはのめ)
水に関する一切。水の祖神。
駒形権現
(こまがたごんげん)
馬の保護神。保食神を祭神とする神社もある。
建御名方命
(たけみなかた)
拓地・地民に力を用い軍神の信仰厚い。諏訪神社の祭神。
石凝姥命 鍛冶業の神・五部上祖神・鏡作上視。
少彦名命
(すくなひこな)
大国主命に協力して国土を経営した。淡島神社の祭神。金桜神社の祭神でもある。
神倭伊波礼毘古命=神武天皇
(かむやまといはれひこ)
大和の畝尾に都をはじめた後に地名の磐余(いわれ)をとって称えた神名である。
気長足姫=神功皇后 譽田別命の母、八幡神の相殿としての祭神として祀られる神社もある。
天児屋根命
(あめのこやね)
中臣連(なかとみのむらじ)の遠祖、藤原氏の氏神、春日神社の祭神。
面足尊
(おもだるのみこと)
仏教界特に修験道で信奉した、天界最高位である第六の魔王。第六天に擬せられた。
吉田神社 建御賀豆知命(たけみかづち)・伊波比主命(いはしぬし)・天之子八根命(あめのこやね)・比売神(ひめ)の四神を祀る。五穀豊穣・疫病狐狸相除・村内安全・長久守護。
天白神社
(てんぱく)
大地主神(おおとこぬし)。土を掌る神、静岡県西部の神社祭神として多く祀られている。
祓戸神・祓所神
(はらいど)
瀬織津比当ス(せおりつひめ)・速秋津比当ス(はやあきつひめ)・気吹戸主命(いふきとぬし)・速佐須良比当ス(はやさすらひめ)の四神。罪障を去り、災厄を除くことを掌る神。
伊奈半左衛門忠順 宝永の噴火による降砂後、北駿が幕府領となった時代の代官。復旧工事を指揮し、後に御厨地方の人々の手で顕彰され伊奈神社祭神となる。
二条為冬卿 吉野朝の忠臣。竹之下合戦にやぶる。卿を祭神とする神社が当地方にある。
嵯峨天皇 吉久保の日吉神社境内社吉久保明神の祭神として祀られている(静岡県神社志)。