お茶あれこれ〜お茶のQ&A [07]
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お茶を入れる。そのメカニズム

Q19. どうして一煎目より二煎目のほうが薄くなるのですか?また、
    お茶は何煎目まで出すことができますか?

Q20. お茶と水の関係について教えて下さい。

Q21. 湯飲みに注いだお茶はどの位の時間内に飲んでしまったらよ
    いか?

Q22. 急須に入れたままのお茶はなぜすぐに渋くなるのでしょう?

Q23. ポットにお茶を入れて外出するとき、時間が経過しても緑色の
    ままで、苦みのないお茶はできないものでしょうか?

Q24. 熱いお茶が好きです。熱いお湯でいれても、香りや色を良くす
    ることができますか?また、お茶を入れるとき、お湯の温度を少
    し冷ました方がいいのはなぜ?

 


Q19.どうして一煎目より二煎目のほうが薄くなるのですか?また、
    お茶は何煎目まで出すことができますか?

  A.お茶を入れた時、一煎目より二煎目のほうが薄くなるのは、お茶の成
    分がたいへんお湯(水)に溶けやすいからです。例えば、煎茶のビタ
    ミンCの場合、一煎目で85%が溶出してしまいます。したがって、
    お茶を美味しく飲むには、二煎目まで使った後、茶葉を取り替えた方
    がよいことになります。
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Q20.お茶と水の関係について教えて下さい。

A.昔からよく言われているのは、お茶が栽培された場所の水で入れるの
  が、一番おいしいという話です。これは、お茶の栽培地には良い水が
  あるということを暗に示すことではないでしょうか?
  化学的に説明すると、お茶の味に影響を及ぼす要素は、水の硬度、PH、
  塩素、塩化ナトリウム、鉄、マンガンなどです。
  硬度は一般に軟水のほうが良いとされていましたが、「お茶の水研究
  会」の研究では、硬水である「エビアン」の評価が高いという結果も
  あります。PHが弱酸性で、その他の要因である、塩素、塩化ナトリウ
  ム、鉄、マンガンが少ないほどお茶の水に適しています。したがって、
  水道水でカルキ臭の強いものは1日位汲み置きするか、沸騰時間を長
  めにして使用することが大事です。
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Q21.湯飲みに注いだお茶はどの位の時間内に飲んでしまったらよいか?

A.急須に残った葉はさておき、湯飲みに注いだお茶は数時間放置しても
  色や味は落ちますが、飲んでも差し支えありません。しかし、できる
  だけ早めにお飲み下さい。水で出したお茶は冷蔵庫で保管すれば2日
  間程度は味や色がそれほど悪化せずに飲むことができます。
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Q22.急須に入れたままのお茶はなぜすぐに渋くなるのでしょう?

A.急須に長く入れておくと、お茶の旨味成分であるアミノ酸と渋味成分
  であるタンニンとの比率が変化し、タンニンの比率が高くなることに
  よって渋くなります。最適な浸出時間については次項で触れます。
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Q23.ポットにお茶を入れて外出するとき、時間が経過しても緑色の
   ままで、苦みのないお茶はできないものでしょうか?

A.水出し煎茶をおすすめします。水でお茶をいれると渋味成分のタンニ
  ンの溶出が抑えられ、渋味や苦みの少ないお茶ができます。お茶が褐
  変するのはタンニンの酸化化合物が生成されることに起因しています
  ので、温度が低いことはその作用を抑え、お茶の緑色を保つことにつ
  ながります。水出し用のお茶でなくても、茶葉を多く使い、浸出時間
  を長くすれば水でも充分に出ます。
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Q24.熱いお茶が好きです。熱いお湯でいれても、香りや色を良くする
   ことができますか?また、お茶を入れるとき、お湯の温度を少し
   冷ました方がいいのはなぜ?

A.香りについては、蒸しの浅い山間地のお茶に香りがあると思われます。
  都市部でよく売れている深蒸し茶は香りが少ない傾向があります。(深
  蒸し茶には水色が良く水質の悪さをカバーするメリットがあります。)
  香りについては、湯の温度とそれほど関係がないようです。
  熱いお湯でお茶を入れるとタンニンの溶出が活発に行われ、渋味や苦味
  が強く、水色が落ちる傾向があります。高級茶をさましたお湯で入れる
  のは、それを防ぐためです。熱いお湯で入れる場合、香りと水色の両立
  については目をつぶっていただきたいところです。
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